Kyash(キャッシュ)は、スマホで使えるVisaカードです。
支払いごとに1%還元される他、送金にも使えるため利用者が増えつつあります。
今回は、Kyashの不正利用を防ぐ設定4つをまとめました。
アプリから簡単に設定できますので、ぜひ活用してみてください。
- スマホ通知をオンにする
- ロック機能を活用する
- 決済上限額を設定する
- 自動チャージを止める
Kyashのスマホ通知をオンにする
Kyashでは、カードが使われたタイミングですぐ通知が届きます。
スマホの通知をオンにしておくだけで、万が一の不正利用に気づくことが可能です。
Kyashを起動し、右下のアカウント
→通知設定
→取引に関するお知らせ
をオンにしておきましょう。iPhoneやAndroidで通知をブロックしている場合は解除しておく必要があります。
普通のクレジットカードでは明細に反映されるまで数日掛かりますが、Kyashを使っていればリアルタイムに履歴を確認できます。通知をオフにしていた方はぜひオンにしておきましょう。
Kyashのロック機能を活用する
Kyashでは様々なロック機能が提供されています。
海外で使わないときは海外決済OFF、ネットで使わないときはオンライン決済OFF、一切使わないときはカードを丸ごとロックもできます。
オンライン決済をオフ
オンライン決済とは、ネット通販やスマホアプリで支払うことを指します。
リアルカードを使って実店舗(お店)でしか使わない場合は、オフでも良いでしょう。
もしAmazonや楽天などのネット通販を使う際は、ロックを解除すると使えるようになります。
海外実店舗決済をオフ
海外実店舗決済は、新しいKyash Card(ICチップカード)のみ設定できます。
海外に行く予定がない場合は基本的にオフで問題ないはずです。
Kyashを海外で使うタイミングのみ、オンにすることを推奨します。
Kyashをカードロックする
普段はKyashをロックしておき、使うときだけロック解除することも可能です。
ロックしている間は支払いに使えないため、不正利用を防ぐことができます。
これまではロック操作がやや面倒でしたが、最新バージョンのKyashアプリでは1タップでロック/解除ができるように改善されました。
決済上限額を設定する
Kyashでは、Visaカードの上限額を自由に設定することができます。
設定できるのは「1回・24時間の上限額」と「1ヶ月の上限額」です。
スライダーを左右に動かすことで、1,000円単位もしくは10,000円単位で設定できます。限度額を超えた場合、上限を引き上げるか翌月になるまでカードは使えません。
スーパーなど小額決済がメインの場合は、1回上限を5,000円や10,000円などに抑えることで、高額利用の不正決済を予防できます。引き上げたいときはいつでも変更可能です。
設定できる最大値は以下の通りで、発行したカード種別によって異なります。
Kyash Card(ICカード)には24時間の制限がありません。
カード種別 | 1回 | 24時間 | 1ヶ月 |
---|---|---|---|
Kyash Card Virtual (バーチャルカード) |
3万 | 3万 | 12万 |
Kyash Card Lite (旧リアルカード) |
5万 | 5万 | 12万 |
Kyash Card (ICチップ付カード) |
30万 | – | 100万 |
自動チャージを止める
自動チャージを止めることで、万が一の場合に被害拡大を防止できます。
仮に不正利用された場合でも、Kyash残高に入っている分しか利用できないためです。
例として1ヶ月の予算額が決まっている場合、月の始めや給料日に一括でチャージしておき、普段は自動チャージOFFで利用する方法もおすすめです。
手動チャージでKyashを高速化
自動チャージで支払うとKyashの決済スピードがやや落ちてしまいます。
紐付けカードから裏でチャージするためで、自動チャージがない場合より0.5秒ほど遅い印象です。
一方で、Kyash残高が予め入っている状態ではスムーズに支払いが完了します。
Kyashの支払いが遅いと感じる方は、事前チャージを試してみると良いかもしれません。
Kyashが不正利用されたときは
万が一Kyashが不正利用されたり、見に覚えのない請求通知が来たときは、すぐにカードロックを掛けましょう。ロックを掛けることで新たな被害拡大を阻止できます。
なお、アプリやWebからKyashサポートに問い合わせが可能です。
対象の取引番号(履歴画面からコピーできます)を貼り付けて、サポートに連絡しましょう。