スマホの通信障害時は PayPay などの QR 決済アプリが使用不可に

スマホの通信障害時は PayPay などの QR 決済アプリが使用不可に キャッシュレスのデメリット

2018年12月6日、ソフトバンクにおいて
全国規模での大きな通信障害が発生し、
QR 決済が利用不可となってしまいました。

PayPay を始めとする QR コード決済では、
インターネットに接続していないと
支払いに使うことができません。

 
各アプリの挙動を確認したところ、
LINE Pay や PayPay、Kyash では
オフラインでの起動が不可能でした。

今回は、通信障害による影響と
各アプリの対応状況について解説します。

スマホ決済アプリでは通信回線が必要

多くの決済手段が登場している中、
比較的新しいものがスマホ決済です。

iPhone や Android にアプリを入れておき、
スマホだけで支払いが可能になります。

アプリの作りによって異なりますが、
決済時に通信を必要とする場合は
通信障害時に一切利用できません。

主要アプリの通信障害を再現

主要なスマホ決済アプリについて、
電波なしで利用できるか検証しました。

結論を先に述べると、
基本的にはどのアプリも決済不可です。

LINE Pay

LINE アプリの起動自体はできますが、
バーコード読み取りをタップすると
エラー画面が表示されました。

LINE Pay の通信エラー

PayPay

PayPay アプリの起動はできますが、
バーコードや残高が表示されず
支払いに使うことはできません。

PayPay の通信エラー

Kyash

アプリ起動時にエラーが表示されます。
残高も確認することができません。
※リアルカードは使えます

Kyash の通信エラー

Origami Pay

アプリの中央にエラーが表示されます。
カメラの読み取り画面までは起動しますが
実際に支払いが行えるかは不明です。

Origami Pay の通信エラー

Pring (プリン)

アプリ起動時にエラーが表示され、
リトライ以外の操作が行えなくなります。

pring の通信エラー

 
⇒【QRコード決済アプリの特徴を比較

ソフトバンク通信障害で PayPay も利用不可に

2018年12月初旬は
PayPay の20%還元キャンペーンがあり、
全国的に注目を集めた時期でした。

家電量販店でも20%還元となるため、
ビックカメラやヤマダ電機などを中心に
大きな盛り上がりを見せたイベントです。

そんな中、2018年12月6日に
ソフトバンクで大規模障害が発生します。

ビックカメラの店頭が大渋滞

前述したとおり、PayPay を使うには
スマートフォンの通信が必要ですが、
ソフトバンクでは決済不可となりました。

PayPay で混雑していた家電量販店では、
決済できない人の大渋滞が発生してしまい
レジが数時間待ちと騒ぎとなっています。

通信障害時の備えも大切

QR を始めとするスマホ決済は便利ですが、
通信回線の障害時には1円も使えなくなる
可能性があることを覚えておきましょう。

特に大きめの買い物をする場合には、
クレジットカードなどの代替手段も
念のため持っておくことがオススメです。

(PayPay の場合は2割還元が目的のため
 別手段で払った人はいないと思いますが)

⇒【キャッシュレス限定の店舗が増加中

通信障害でも物理カードは使用できる

LINE Pay や Kyash では、
クレジットカードと同じ形をした
物理カードを発行することができます。

LINE Pay カード」や
Kyash リアルカード」などが該当します。

物理カードを使って支払う場合は
携帯回線の通信障害に影響されません。

物理カードはクレジットカードと同じ

リアルカードとも呼ばれる物理カードは、
クレジットカードと同じシステムで
決済の処理が行われる仕組みです。

スマホ決済で通信障害が起きていても、
リアルカードでは支払えることがあります。

よく使うスマホ決済サービスでは、
念のためリアルカードを発行しておくと
いざという時に役立つかもしれません。

⇒【LINE Pay, Kyash の使い道とメリット

通信障害時のキャッシュレスまとめ

  • 殆どの QR 決済は通信回線が必要です
  • 通信障害時はスマホ決済が使えません
  • 物理カードは問題なく利用可能です
  • 別手段も念のため考えておきましょう