ここ数年の日本においては、
新しい決済方式が次々と誕生しています。
スマホだけで支払いが完了したり、
個人間で送金ができるキャッシュレスの
アプリも珍しくなくなりました。
しかし、スマホ決済や IC カードだけが
キャッシュレスではありません。
現金以外はすべてキャッシュレス
キャッシュ(=現金)を使わない決済は、
すべてキャッシュレス決済と呼べます。
昔から普及している銀行振込や口座振替、
iTunes カードなどのプリペイドカード
なども立派なキャッシュレスです。
今回は、身近なキャッシュレスを
ピックアップして解説します。
銀行口座を介したやり取り
銀行にお金を預けて、
口座間で振込を行うことも
立派なキャッシュレスの一つです。
特に、会社で働いているほとんどの人は、
給料を現金そのものではなく
銀行振込で受け取っているはずです。
口座引落しもキャッシュレス
銀行口座から下ろすことなく
そのまま家賃として振り込んだり、
ローンが引き落とされたりするのも、
キャッシュレス決済に含まれます。
公共料金や携帯料金の引き落とし、
小切手を使った決済なども同じ考えです。
これらの銀行を介した取引も含めると、
日本のキャッシュレス比率は
すでに5割以上であると言われています。
プリペイドカードもキャッシュレス
コンビニで買えるプリペイドカードも、
身近なキャッシュレス決済の一つです。
代表的なプリペイドカードとしては、
以下のような種類があります。
- iTunes カード
- Google Play カード
- Amazon ギフトカード
- ゲーム機のチャージカード
- スマホのデータチャージカード
古いところでは、
公衆電話で使うテレホンカードも
キャッシュレス決済と言えます。
スマホのキャリア払いも
大手3社の携帯キャリアでは、
スマホ代金にまとめて支払うことができる
決済サービスが提供されています。
- d払い (docomo)
- auかんたん決済
- ソフトバンクまとめて支払い
キャリア払いサービスは
クレジットカードと似た与信サービスで、
近年幅広く使われるようになりました。
ZOZO ツケ払い や メルカリ月イチ払い も
同様のサービスです。
身近なキャッシュレスのまとめ
最新のスマホ決済や QR 決済以外にも、
何十年も前から長く使われてきた
キャッシュレス決済が存在します。
ここ数年で登場した新しい決済でも、
「現金を使わずスムーズに取引ができる」
といった点では変わっていません。
新技術だけにとらわれず、
自分の使いやすい決済手段を選んで
活用していくことが肝心です。