スマホで使えるキャッシュレス決済を
3タイプに分けて解説します。
- 今後普及する QRコード
- 対応店舗が多い FeliCa
- 準備が簡単な バーチャルカード
QRコードでキャッシュレス決済
QR コード決済は、その名の通り
QR コードを使用して支払います。
近年さまざまなアプリで採用されており、
急速に広がりつつある方式です。
支払い方法は2種類
QR コード決済の支払い方法には
2つのパターンあります。
主にチェーン店で採用されているのが、
支払う側が QR を提示、店が読み取る方式です。
こちらは比較的スムーズに決済できます。
中小規模の店舗でよく見かけるのは、
店側が予め用意してある QR コードを
利用客がカメラで読み取る方式です。
中国では QR 方式が普及している
キャッシュレスが進んでいる中国では
QR 決済がメインとして使われています。
中国で主に使われているのは、
Alipay や WeChat Pay などです。
中国人観光客の増加につれて、
日本国内でも Alipay や WebChat Payの
対応店舗が増えてきています。
⇒【QRコード決済アプリの特徴を比較】
⇒【ガストやバーミヤンがQR決済に対応】
スマホの FeliCa で電子マネー決済
いわゆる「おサイフケータイ」方式は、
スマホ本体に内蔵されている
IC チップを使って決済を行う仕組みです。
日本では「FeliCa (フェリカ)」が主流で、
以下の決済手段はすべて FeliCa です。
- 交通系 IC (Suica など)
- 楽天 Edy
- nanaco
- iD
- QUICPay
- WAON
FeliCa は決済がとても早い
FeliCa の特徴は決済スピードの速さです。
レジや改札にタッチする一瞬の合間に、
支払い処理・残高引落しが行われます。
スマホ本体の対応が必要
スマホで FeliCa を使うためには、
スマホ本体そのものの対応が必要です。
iPhone であれば、iPhone 7 以降、
Android は FeliCa マークのある端末で
利用することができます。
スマホアプリのバーチャルカード
バーチャルカードとは、その名の通り
仮想的なカードを利用する仕組みです。
スマホアプリをインストールすると、
ネットショップなどで使える
クレジットカード番号が発行されます。
（厳密には少し異なりますが）
日本で提供されている主なアプリは、
「Kyash」や「バンドルカード」などです。
ネットショップなどで利用可能
ネット通販でカード払いをする際に、
バーチャルカードの番号を入力して
支払いに使うことが可能です。
実態はプリペイドカードとなっており、
別のクレジットカードやコンビニ経由で
チャージした分のみ使えます。
すぐに発行できる点がメリット
メリットとしては、本人確認などの手間なく
すぐに発行できる点が挙げられます。
クレジットカードを持つ前段階として、
未成年や子供の利用も増えつつあります。
⇒【スマホで使えるバンドルカードとは】
⇒【LINE Pay, Kyash の使い道とメリット】
スマホでキャッシュレス決済のまとめ
スマホで使えるキャッシュレス決済を
大きく3パターンに分けて解説しました。
現時点で一番便利なのは FeliCa ですが、
今後は導入コストの低さなどから
QR 決済の普及が進むものと思われます。
