喫茶店「プロント」の
キャッシュレス限定店舗が登場しました。
決済をクレジットカードや
電子マネーに限定することで、
提供時間の短縮を見込んでいます。
新店舗で利用可能となる決済方式と、
キャッシュレス化によるメリット、
今後の展開について解説します。
カフェ「プロント」のキャッシュレス店舗
喫茶店チェーンの「プロント」では、
2018年11月よりキャッシュレス限定店を
オープンしました。
東京の「二重橋スクエア」に入る店舗が
キャッシュレス第1弾となります。
利用可能なキャッシュレス決済は
以下の方式がアナウンスされています。
- クレジットカード
- 楽天 Edy
- 交通系 IC (Suica など)
- QUICPay
- iD
- Alipay
- WeChat Pay
開店時点の情報では
nanaco や WAON の対応がなく、
LINE Pay や Origami などの
QR コード決済も非対応となっています。
少額決済がメインとなるため、
クレジットカードよりも電子マネーを
利用する人が多いと考えられます。
キャッシュレス限定のメリットとは
利用者側のメリットは、
クレジットカードや電子マネーで
支払えることで利便性が高まる点です。
一人一人の決済がスムーズになるため、
レジでの待ち時間短縮も期待できます。
キャッシュレス化の目的として
プロントでは以下3点を目指しています。
- 従業員の業務時間短縮
- 顧客サービスの向上
- 商品の品質向上と安定化
従業員の負担も軽減される
開店前・閉店後の現金準備が不要となり、
レジでの現金取り扱いも無くなりました。
お釣りミスもなく、レジ締めも迅速化し、
従業員の負担が軽減されています。
負担が軽減した分、顧客サービスや
品質の向上に注力できるようになります。
ロイヤルホスト系列でも同様
また、ロイヤルホストの
キャッシュレス店舗でも
業務改善効果が確認されています。
今後は、人手を減らす目的としての
キャッシュレス化も進んでいきそうです。
現金不可のカフェを30店舗展開予定
今回オープンするキャッシュレス店では、
自動コーヒーマシンも導入されます。
オフィスビルに入居する店舗のため、
商品の提供速度が重要となるためです。
決済や商品準備を自動化することで、
業務の効率化とスピードアップを図りつつ
人手も減らせるシステムと言えます。
オフィスビルのプロント
今後オフィス街に出店する「プロント」は
同様のキャッシュレス店になる予定です。
具体的な出店計画は未発表ですが、
2020年までに30店舗の展開を目指すと
公式にアナウンスされました。
現金不可の店舗が徐々に増えるため、
キャッシュレス決済の手段がない方は
何か一つ用意することをオススメします。
⇒【キャッシュレス決済の種類とは?】
⇒【ドトールで使える決済方法】
プロントのキャッシュレス店舗まとめ
喫茶チェーン「プロント」の新店舗として
キャッシュレス限定店がオープンします。
現金の取り扱いをやめることで、
提供速度の向上や従業員の負担軽減を
図ることができています。
今後は30店舗の展開を予定しており、
キャッシュレス化の流れが進みそうです。