2018年頃から「○○ペイ」が急増し、
キャッシュレスが話題になり始めました。
(キャッシュレス=現金を使わない決済)
このタイミングでキャッシュレス化が
騒がれている理由は大きく3つあります。
- ポイント還元がお得
- 政府が後押ししている
- 人材不足に備えた業務効率化
目次
ポイント還元がお得
近年登場したスマホ決済では、
頻繁に還元キャンペーンを開催中です。
決済サービスによっては、
購入金額が20%還元されることも
珍しくない状態となってきました。
日々の買い物がお得になるという点から、
スマホ決済が大きな話題となっています。
政府がキャッシュレス化を推進中
キャッシュレス化が今騒がれている
大きな理由の一つは、政府の後押しです。
日本のキャッシュレス比率は
2015年時点で18%ほどでしたが、
40%への引き上げが目標とされています。
他国よりも現金使用率が高い日本ですが、
以下4つの理由からキャッシュレス化が
ますます進んでいくと言えそうです。
外国人観光客向けのキャッシュレス
日本を訪れる外国人は増加しており、
2018年には3000万人を突破しました。
2015年は2000万人弱でしたので、
3年間で1.5倍に急増している状態です。
日本に来た観光客の立場では
現金よりもカード決済の方が便利であり、
消費を促すメリットがあります。
人手不足の対策として
少子化が叫ばれて久しい中、
人手不足が問題となってきました。
キャッシュレス化を推進することで
現金を取り扱う業務が効率化され、
人手が必要な作業を削減できます。
増税後にポイント還元がある
(延期がなければ)2019年10月には
消費税が10%へ引き上げられる予定です。
消費増税に対する景気対策として、
中小小売店でのキャッシュレス決済時に
5%をポイント還元する施策が始まります。
ポイント費用は政府が負担しますが
現金払いの場合は一切還元されないため、
キャッシュレスの利用が加速しそうです。
店舗側にもメリットがある
キャッシュレス決済を導入する
店舗側にも大きなメリットが存在します。
キャッシュレス決済限定の実験店舗では、
10%以上の業務削減効果が見られました。
現金業務が減る
レジで現金を取り扱わない場合、
受け取った金額を確かめたり
お釣りを渡す手間が一切なくなります。
また、入力ミスやお釣りミスなどの
人為的ミスを防げる点もメリットです。
レジの回転が速くなる
殆どのキャッシュレス決済では
現金よりスムーズな支払いが可能で、
レジの回転率が改善されます。
完全なキャッシュレス化は難しいですが、
一部の顧客が電子マネー等を使うだけでも
レジの待ち時間短縮に寄与するでしょう。
送金用途にも利用できる
LINE Pay などのスマホアプリでは、
個人間送金の機能が提供されています。
友人・知人へ残高を渡せるのですが、
銀行振込とは違って瞬時に完了するため
ワリカンを行う際など非常に便利です。
受け取った金額は
コンビニなどの実店舗で支払える他、
現金として出金できるアプリもあります。
キャッシュレス決済が乱立中
上記のような背景から、
日本でもキャッシュレス化が進行中です。
覇権争いが今まさに行われており、
2019年も新たなサービスが次々と
登場する予定になっています。
クレジットカード・電子マネー・
スマホ決済など様々な種類がありますが、
自分に合う方法をぜひ探してみて下さい。