日本で使えるキャッシュレス決済の一覧です。
2018年頃から決済サービスが急増しており、
現時点で70種類以上存在しています。
数が非常に多いため、
必要に応じて目次をご活用ください。
本記事は随時最新化予定です。
最終更新: 2020/03/26 (76種類)
目次
クレジットカード
国際ブランド
- VISA
- 言わずと知れた VISA カードです。
海外や日本の広いエリアで使えるほか、
タッチ決済でも支払いできます。 - Mastercard
- VISA と並んで世界中で使われるカードです。
日本でも数多くの店舗が対応しています。 - JCB
- 日本発のクレジットカードブランドです。
海外は弱いものの、国内では普及しています。 - American Express (AMEX)
- ブランド力が強めのカードです。
JCB と提携しており多くの場所で使えます。 - Diners Club
- AMEX 同様にブランドが強いカードです。
JCB と提携済みでほぼ問題なく使えます。 - Discover Card
- 日本では発行されていないカードです。
JCB と提携しているため国内でも使えます。
デビット利用が最も多く、日本でも使えます。
電子マネー
プリペイド方式(交通系除く)
- 楽天Edy
- 楽天系列の電子マネーです。
広く普及しており50万店舗以上で使えます。 - nanaco
- セブン系列の電子マネーです。
スーパーなど38万店舗以上で使えます。 - WAON
- イオン系列の電子マネーです。
37万店舗以上が対応しています。 - CooCa (クーカ)
- ゼンショー系列の電子マネーです。
すき家・はま寿司・ココスなどで使え、
スマホ版アプリも提供されています。 - PASELI
- ゲームセンター用の電子マネーです。
主にコナミのゲームセンターで使えます。
ファミマやドンキホーテでも利用できます。
会員数は800万人を突破しています。
ポイントカードの機能も備えています。
全国各地のスーパーなどが対応しています。
ポストペイ(後払い)方式
- iD
- docomo が運営する決済サービスです。
利用分はクレジットカードから請求されます。 - QUICPay
- JCB が運営する決済サービスです。
デビットに対応した QUICPay+ もあります。 - AimePay
- セガが運営するゲーセン用決済です。
ゲーム機にタッチして支払うことができます。
交通系電子マネー
以下10種類のうち、PiTaPa 以外は、
「交通系ICカード全国相互利用」の対象です。
いずれか一つに対応した店舗では、
相互利用のICカードがすべて使えます。
JR系
- Suica
- JR東日本のICカードです。
店舗や自販機の決済にも使えます。 - ICOCA
- JR西日本のICカードです。
- TOICA
- JR東海のICカードです。
- Kitaka
- JR北海道のICカードです。
- SUGOCA
- JR九州のICカードです。
私鉄・バス系
- PASMO
- 関東圏の101事業者が加盟する
私鉄・バス共通のICカードです。 - manaca
- 名古屋近郊の7事業者による
私鉄・バス共通のICカードです。 - はやかけん
- 福岡市交通局が提供する
福岡の地下鉄用ICカードです。 - nimoca
- 西鉄が発行する
九州地域の共通ICカードです。 - PiTaPa
- 近畿・東海・北陸などで使える
私鉄・バス共通のICカードです。
ICOCAエリアの乗車にも使えます。
地域限定の交通系ICカード
全国相互利用に含まれない IC カードは、
数が非常に多いため詳細を割愛しました。
全国各地の交通系ICカード一覧
- IruCa
- PASPY
- SAPICA
- odeca
- icsca
- りゅーと
- DoCARD
- Asaca
- OKICA
- Iwasaki IC CARD
- RapiCa
- passca
- くまモンのIC CARD
- ecomyca
- Hareca
- NicoPa
- itappy
- hanica
- なっち
- CI-CA
- らんでんカード
- emICa
- LuLuCa
(文字をクリックすると表示されます)
スマホ決済(QRコード以外)
- Kyash
- Visaとして使えるスマホ決済です。
カードを発行して実店舗で使えるほか、
還元率1%を上乗せできる点が特徴です。 - Pollet (ポレット)
- ポイントやQUOカード・金券・外貨を
Visaカードに変換するアプリです。
物理カードの発行もできます。 - バンドルカード
- プリペイド型のカードアプリです。
ネットショップや実店舗で使えます。 - Coke ON Pay
- コカコーラが提供するスマホ決済です。
クレジットカードか LINE Pay を使って
自販機のドリンク購入が可能です。 - paymo (サービス終了)
- 個人間決済(割り勘)が主目的のアプリです。
2019年5月末でサービス終了しました。
サービス横断
- Apple Pay
- iPhone や Apple Watch で使えます。
Suica, iD, QUICPay を組み込めるほか、
スマホアプリ内の決済でも使われます。 - Google Pay
- おサイフ対応の Android 端末で使えます。
Suica、nanaco、Edy、WAON、QUICPay を
組み込んで、店頭支払いが可能です。
スマホ決済(QRコード)
サービス事業者系
- LINE Pay
- LINE が提供する決済サービスです。
実店舗での QR コードを使った決済や、
LINE の友だちへ送金することも可能です。 - PayPay
- ソフトバンクとヤフーが提供するQR決済です。
20%還元キャンペーンで話題を集めました。
個人間送金にも対応しています。 - 楽天ペイ
- 楽天が提供する決済サービスです。
QRコード決済におけるシェアが高いほか、
楽天ポイントでの還元率が高めです。 - d払い
- ドコモが提供するQRコード決済です。
スマホ料金合算での請求が可能で、
dポイントが溜まりやすくなっています。 - メルペイ
- メルカリの売上金を使えるスマホ決済です。
QR コード決済だけではなく、
電子マネー iD の機能も備えています。 - au PAY
- au が提供する QR コード決済です。
既存の au WALLET が進化するイメージで、
楽天ペイ・メルペイとも提携しています。 - QUOカードPay
- ギフト券「QUOカード」のスマホ版です。
専用アプリを入れずに URL だけで使えます。 - pixiv PAY
- ピクシブが提供するスマホ決済です。
出品側・購入側・売り子モード等があり、
クレカ・コンビニチャージも可能です。 - EPOS Pay
- エポスカードの QR コード決済です。
東京都中野区を中心に
対応店舗が増え始めています。
流通系
- Amazon Pay
- Amazon が提供する決済サービスです。
オンラインに加えて実店舗でも使えます。 - ローソンスマホレジ
- 一部のローソンで使えるスマホアプリです。
セルフレジ機能がメインとなっており、
クレカや電子マネーで商品を購入できます。以前は「ローソンスマホペイ」でした。
- ファミペイ
- ファミリーマートのスマホ決済です。
ポイントや電子レシートなども搭載し、
財布レスを目指したアプリとなっています。 - 7pay(セブンペイ)
- セブンイレブンのスマホ決済です。
不正利用などのトラブルがあったため、
2019年9月末でサービス終了します。 - CooPay (コープペイ)
- コープ東北のスマホ決済です。
東北地方の生協で支払った金額を、
月1で銀行口座から引き落とせます。
スマホ決済事業者
- Origami Pay
- QR決済の中では歴史が長く、
10万店舗以上で利用することができます。
即時割引での還元キャンペーンも特徴です。 - Pring (プリン)
- 銀行口座と連携するスマホアプリです。
実店舗での支払い・口座への現金戻し・
個人間送金など、様々な使い方が可能です。 - Pay ID
- オンラインと実店舗で使える決済です。
個人間送金にも対応しています。 - Sma-sh pay
- プリペイド型の電子マネーです。
個人でも販売側になれるため、
コミケなどでの利用が想定されています。 - SKIYAKI PAY
- イベント会場の物販などで利用できる
QR コード方式のスマホ決済です。 - &Pay
- 銀行口座と紐づけるスマホ決済です。
支払い分がその場で引き落とされるため、
使い過ぎの心配がありません。 - atone (アトネ)
- 翌月後払い方式の決済アプリです。
オンラインおよび実店舗での支払い分が
翌月に請求され、コンビニで精算します。
銀行系
- J-Coin Pay
- みずほ銀行や地銀50行による QR 決済です。
店頭支払いはこれから対応拡大予定で、
当初は個人間送金での活用となりそうです。 - みずほWallet
- みずほ銀行の口座直結サービスで、
Suica・QUICPayとして支払いが可能です。
iPhoneではJCBコンタクトレスも使えます。 - りそなウォレット
- りそな銀行利用者向けのスマホ決済です。
前払い・後払い・即時決済の全てに対応し、
対応店舗も少しずつ拡大しています。 - Payどん
- 鹿児島銀行のスマホ決済です。
使えるお店の数はまだ限られています。 - 銀行Pay
- GMO が運営するスマホ決済です。
各地の銀行経由でサービスが提供されます。以下の銀行がすでに対応済みです。
- 横浜銀行(はまPay)
- 福岡銀行(YOKA!Pay)
- 熊本銀行(YOKA!Pay)
- 親和銀行(YOKA!Pay)
- 沖縄銀行(OKI Pay)
- ゆうちょ銀行(ゆうちょPay)
- 北陸銀行(ほくほくPay)
- 北海道銀行(ほくほくPay)
今後開始予定の銀行Payは次の通りです。- りそな銀行(りそなPay)
- 埼玉りそな銀行(りそなPay)
- 近畿大阪銀行(りそなPay)
- 広島銀行(名称未定)
- Bank Pay (バンクペイ)
- 日本全国1000以上の金融機関で使える
スマホ用の QR コード決済サービスです。
2019年10月31日にサービス開始しました。 - しんきんPay
- しんきんバンキングの決済機能です。
全国32の信金から使えるスマホ決済で、
サービス内容はOrigami Payと同一です。
海外サービス
- Alipay
- 中国でシェア1位のQRコード決済です。
日本でも対応店舗が増加しつつあります。 - WeChat Pay
- 中国でシェア2位のQRコード決済です。
日本国内でもコンビニなどで使用できます。 - NETS Pay
- シンガポールのQRコード決済です。
ニッポンタブレット社の決済システムを
導入済みの一部店舗で使えます。 - NAVER Pay
- 韓国で使えるQRコード決済です。
LINE Payで支払えるお店の一部は、
NAVER Payにも対応しています。 - VIA
- シンガポール・タイのQRコード決済です。
羽田空港の34店舗で利用できます。 - K PLUS
- タイで使われているQRコード決済です。
コンビニの[ポプラ](/?p=1623)などで使えます。
地域限定通貨・電子コイン
MoneyEasy 系
- 木更津アクアコイン
- 千葉県木更津市の地域通貨です。
QR方式で、市内の410店舗が対応済みです。 - さるぼぼコイン
- 岐阜県の飛騨エリアで使える通貨です。
800箇所以上が対応、個人間送金も使えて、
Alipay との提携も行われています。
ポケペイ系
- 竈コイン (がまコイン)
- 新潟県佐渡市で使える地域通貨です。
市内30店舗が対応済みで、日本円以外にも
海外通貨からのチャージが可能です。 - だっちゃコイン
- 宮城県塩竈市で使える地域通貨です。
市内に33箇所ある協賛店舗において、
割引などのサービスを受けられます。
chiica系
- たんばコイン (2019/10~)
- 兵庫県丹波市で使える通貨で、
既存の地域商品券を電子化したものです。
市内約100店舗で利用可能となります。
今後登場予定の決済一覧
- ヨドペイ (2019/xx-) ※参考
- 一部報道によると、ヨドバシカメラも
QR コード決済を開発中とのことです。
詳細不明のため参考程度の情報です。 - Uペイ (2019/xx-) ※参考
- USEN が「Uペイ」の名称を
商標出願したことが判明しています。
こちらも詳細不明で参考程度の情報です。 - UNIQLO Pay (20xx/xx-) ※参考
- 「ユニクロペイ」のロゴが商標出願されています。サービス提供の有無は不明です。
キャッシュレス決済のまとめ
日本で使えるキャッシュレス決済は、
クレジットカード・電子マネー・スマホ決済
の大きく3種類に分けることができます。
2018年ごろから急増しており、
電子決済サービスは今後も増加しそうです。